第30巻「蒐集家」
　　掲載作品
　　　　「海を集める」松本楽志
　　最終選考作品
　　　　「海と雨と〈理解者〉」三川祐（「妖女」掲載）
　　　　「ジャンク」朝宮運河（「異形コレクション讀本」掲載）
　　　　「幻燈街再訪」植草昌美（「魔地図」掲載）
　　　　「アイドルマニア」藤井腱司（「異形コレクション讀本」掲載）

　第31巻「妖女」
　　掲載作品
　　　　「梅雨明け鴉」中尾寛
　　最終選考作品
　　次点「デュラハンの騎士がメデューサの姫君を救い出す」鈴木知友（「異形コレクション讀本」掲載）
　　　　「遊びの時間」小津慎介
　　　　「白珠」佐々木ゆう
　　　　「ファーニャの離宮」間瀬純子
　　　　「花よ風よ」朝宮運河
　　　　「雨」稲戸麻見
　　選外作品
　　　　「便所」武内雅和
　　　　「雨女」司條由伊夏
　　　　「首」船場俊明
　　　　「怪女」坂本一馬
　　　　「眼に見えない女の人」山本ソノコ
　　　　「地球最後の女」村木一郎
　　　　「アヤ」大伴町
　　　　「本日最後の客」黒川竜弘
　　　　「虜」黒井白亜
　　　　「歌舞伎町の女王」多田遠志
　　　　「イコンの戯れ」菊地啓介
　　　　「賢者の金　愚者の書物」宮間波
　　　　「夢喰む女」島田さやか
　　　　「子供たちの友達」神代直樹

　第32巻「魔地図」
　　掲載作品
　　　　《最優秀賞》「わたしのまちのかわいいねこすぽっと」多岐亡羊
　　　　《特別賞》「ひろがる」坂本一馬
　　最終選考作品
　　　　「饕餮(とうてつ)」蒼柳晋
　　　　「地図の上の無数のデパートの屋上」間瀬純子
　　　　「月ヲ慕フ」朝宮運河
　　選外作品
　　　　「不思議の国の世界地図」鈴木知友
　　　　「幸せの帰路」船場俊明
　　　　「天至図(てんりず)」那加安瓦
　　　　「ブロック」川西由樹子
　　　　「女[女咼](じょか)」佐々木ゆう
　　　　「運命のヒト」ダイハチロウ
　　　　「沃野」宮間波
　　　　「妻の故郷」麻屋与志夫

　第33巻「オバケヤシキ」
　　掲載作品
　　　　《最優秀賞》「轆轤首(ろくろくび)の子供」丸川雄一
　　最終選考作品
　　　　「空飛ぶオバケヤシキ」久永晶也
　　　　「反魂香(はんごんこう)」佐々木ゆう
　　　　「エア」工藤保茂
　　選外作品
　　　　「夕刻の……」三路敬
　　　　「空(から)」加藤忍
　　　　「魄冥冥(はくめいめい)」蒼柳晋
　　　　「ベルベットローズ少女館」間瀬純子
　　　　「霧の世界」久遠了
　　　　「百本講」荒井千秋
　　　　「報復」悠崎仁
　　　　「消えたボーダーライン」中村裕子
　　　　「みすろくろ」黒川竜弘
　　　　「うみのいえ」稲葉茂美

　第34巻「アート偏愛(フィリア)」
　　掲載作品
　　　　《最優秀賞》「新しい街」間瀬純子
　　　　《技能賞》「命々鳥」佐々木ゆう
　　最終選考作品
　　　　「ツミ」月舘耕輔
　　　　「ブストロフェドロン」那加地安瓦
　　　　「四目」蒼柳晋
　　　　「投稿におけるヂレンマ」呉乃紅緒
　　　　「ヨシヒコとトンガリ」鈴木知友
　　選外作品
　　　　「芸術家」小畑智子
　　　　「芽植狐虫」村木一郎
　　　　「デッド・ストック」黒井白亜
　　　　「極める」町智雄
　　　　「憧憬の容」宮間波
　　　　「水底の青」田崎��
　　　　「セイレーン　声恋」玻璃池炎
　　　　「メテムシコ」築地つぐみ
　　　　「ネイル」司條由伊夏

　第35巻「闇電話」
　　最終選考作品
　　　　「つながるケイタイ」船場俊明
　　　　「我が名はマリィ」朝宮運河
　　　　「臨時停車」和田信也

　第36巻「進化論」
　　掲載作品
　　　　《最優秀賞》「書樓(しょろう)飯店」蒼柳晋
　　最終選考作品
　　　　「未生の闇の樹」久永晶也
　　　　「人獣裁判」朝宮運河
　　　　「海より来るもの」鈴木知友
　　　　「ハイポニカ」那加安瓦
　　　　「還らない」小津慎介
　　選外作品
　　　　「最後の継承者」神代直樹
　　　　「常世の指」黒井白亜
　　　　「おかえり」葦原崇貴
　　　　「視肉」美濃竹ミノル
　　　　「佐藤部長」一山閑人
　　　　「エデンの殺戮者」多田遠志
　　　　「人類の季節」森哲也
　　　　「地の底から」菖蒲剛智
　　　　「誘導(ナビゲーション)」黒江純
　　　　「魔法のどんぶり」緒浅丸
　　　　「こっちにおいで」桜瀬彩
　　　　「ナツカ」桜瀬彩
　　　　「遺丘」田崎��
　　　　「変わりゆく季節」米田康太郎
　　　　「伝達」八田紀子
　　　　「ストップ・ザ・新化」池田圭一郎
　　　　「只今、セイレーン」築地つぐみ
　　　　「塔と進化にまつわる幾つかの物語」雨街愁介
　　　　「宇宙ダニ」金子朝美
　　　　「悪食の進化論」曽根浩仁
　　　　「一輪の手」斉藤朱里
　　　　「はらごもる」木間あさ
　　　　「冬虫花葬」玻璃池炎
　　　　「進化文学考についての私見あるいは形而上小説」月舘耕輔
　　　　「進化論。」村口宣史
　　　　「アリ進化」水野晃
　　　　「山に在り」藤村春樹
　　　　「ボクとセンセイ」蟹蝙蝠
　　　　「黒き箱庭」冴島涼
　　　　「ちぢむ」黒冬
　　　　「Kingdom come」小太こたこ
　　　　「タネと旅人」勝山海由里
　　　　「海へ還る日」蕗谷塔子
　　　　「なぎさ」仲村貴生
　　　　「笑い蟲」小畑智子
　　　　「メグミちゃん」村木一郎
　　　　「この空虚なる大地の片隅で」久遠了
　　　　「退行進化」小笠原宏二
　　　　「闇は輝く」司條由伊夏
　　　　「閉ざされた系統樹」伊野隆之
　　　　「記述法は進化しているか」麻屋与志夫
　　　　「ガラパゴスの血」中山こはる
　　　　「悪臭進化論」黒川竜弘
　　　　「聖母人魚姫」尾藤美香
　　　　「PALADISE LOST」倉金俊行
　　　　「蟷螂」玉竹汀
　　　　「死之根温泉」棚井すず
　　　　「天使の奇跡」香月宏之
　　　　「マライカ」新城夕里子
　　　　「人蟲」舟場俊昭
　　　　「恵まれし者」宮間波
　　　　「観察されるものと記録されないもの」たなかなつみ
　　　　「マジックスペル」大和まほろ
　　　　「怪物誕生」鈴木文也
　　　　「翼」（筆名未定）
　　　　「ゴールデンボール」坪井美和子
　　　　「広目屋」呉乃紅緒
　　　　「遺伝子(ジーン)の命じるままに」今野恭二
　　　　「カッコウの托卵」コンドウタカヒサ
　　　　「進化論」仲間孝耶
　　　　「リアリティーキット」水月華幻
　　　　「偉大なる言葉失い」三路敬
　　　　「行き着く先」大供町
　　　　「特別な会員」利根三和
　　　　「地下より生まれ」久道進
　　　　「ね、おはなししてよ」岡田直
　　　　「かけあわせ」柳井由紀
　　　　「ダーウィンの子供になった貴方」迫田のあら
　　　　「捻じくれ融け合うモノ」ダイハチロウ
　　　　「月の種族」二矢理
　　　　「アナンシの物語」松村佳直
　　　　「天満宮」育野まり恵