2002年12月27日
年の瀬も押し迫って来ました。今年のうちに、ということで「酒の夜語り」感想アップ。
執筆陣リストページの公式/公認・黙認ファンサイトリンクをちょろっと確認してみたところ、切れてるのが結構あって呆然。ヒロモト森一氏と山下定氏は移転先へ書き直したけど、ネット検索かけても島村洋子氏、本間祐氏のサイトは全くどうなったかわからない。
もしも情報お持ちの方がいらっしゃいましたら、すみませんが管理人までご一報下さい。よろしくお願いします。
ついでに、ということで、気力のあるうちに「俳優」と「世紀末サーカス」の感想も@niftyのパティオから移行。やー、この二冊が出たのって1999年だから、もう三年も前になるのね。ちょっと感慨深かったりして。
2002年12月26日
余計な日常/余計な物思い
クリスマスも終わって、こともなし。ああ、お仕事の年末進行はあるんだった。
「酒の夜語り」はしばらく前に読み終わり、ご贔屓作品も選び終え、コメントもかなり書き進んではいる。が。
問題は。適当なネタが出てこないことだ――冒頭の駄洒落の。
そんなもの誰も待ってない? いやその;
この辺が山場なのだろうか。ちなみに蟻の戸渡りなら戸隠山。
2002年12月19日
(酒)の石神茉莉「夢の入れ子」のタイトル裏を読んで、ありゃ、と思う。「怪」Vol.13掲載の「川の童」のことはご存じなかったらしい。
ここでも10月8日に触れてたんだけども、あんまり広まった情報じゃないのか。Googleで「石神茉莉」で検索すると、他にもこの作品の情報を載せてるサイトはあるようだけど。
やっぱりどなたか、石神茉莉氏の著作リストを整備してくれないものだろうか。氏の作品を今後もずっと追っかけようというファンは、もう何人かいそうな気がするのですが。その筋あたりに。(どこだ;)
2002年12月18日
余計な日常/余計な物思い
「四谷ラウンド倒産」の報を聞く。虚ろな気分でAmazonで検索をかけ、ついふらふらと「でも私は幽霊が怖い」を買ってしまう。ユーズドストアにおよそ40%引きの古本が出ていたけど、なんとなく新刊で買ってしまう。
だって古本で買っても著者も出版社も潤わないし。いや、既に印税は支払われてるだろうし、今売れたって増刷はされないわけだから、何か潤う訳じゃないかもしれないが。
でも、売れ残り在庫は負債になるというし、断裁されるくらいなら一冊でも新刊で売れた方がいいんだろう。買い支えよう。
経営上の話をするなら、特定の顧客層向けに少部数だが渋い丁寧な造りで、なんて間違ってるのかも知れない。そういうことをするには他の商品でどかんとあてて、強欲に稼いでなくちゃ収支が合わないのかも知れん。私だって、他の商売の事だったらそう思う。理想を追うのは経済的に相当のゆとりが出来てからにしなさい、こんなリスクの大きい業務、いくつも抱えてちゃいかん、と。
でもなあ。読者としては、世の多数の人――その九割以上は日常生活に娯楽としての本なんて必要としない人達だ、多分――に喜ばれる、数十万部売り上げるような本ばっかりなんて、寂しすぎる。私が殊更に好きなのは、大半がベストセラー圏外の本なのだ――特定の客層ではトップセールスであるにしても。(ああ分かりやすいマニアだ)
世の中には他にもいくらでも娯楽はあるし、一冊に千円二千円出せなんて無体な要求かも知れん。図書館や新古書店を利用するのもむべなるかな、というところだけど。それじゃ産業は成り立たない、買い支えなかったら消えてなくなる、というのは二十一世紀初頭の日本に於いてどうやら事実らしい。
自分の財力と読書欲の間で板挟みになって後ろめたい思いをしながら読む、なんてのも、実に納得のいかんことだけど。それとも、万人向け以外のクォリティを追求すると、創作活動や出版は「産業」ではいられないのか。
2002年12月13日
余計な思いつき
「こんにちは、辻希美です」
「辻仁成です。よろしく」
「つじあやのです、はじめまして」
しかし挨拶は交わしたものの彼等が打ち解けることはなく、三人はただ気まずく黙り込むばかりだった。つじ達の沈黙。
いやなに。某所で「かまいたちの夜」について書かれていたのを見て、つい。
2002年12月12日
bk1の商品ページができていたので、(酒)データページに追加。
執筆陣リストに藤木稟氏の公式サイト藤木稟Official Web Siteへのリンクを追加。むむ、シャープでかっこいいサイトですね。うさぎさんと出目金さんによろしくお伝え下さい。(うさぎって行火になるのかしら)
タイトルロゴなるものを置いてみる。赤い。
2002年12月10日
うふふふふふふふふ。ようやく入手しましてよ、「酒の夜語り」。そういうわけで、cover artなど付け加えてデータページの(暫定版)を除去。
光文社のページもできていますね。書影が出ています。(ところで森奈津子氏初登場? 光文社版になってからは初、か)
それはそうと、異形でもお馴染み牧野修氏が、「傀儡后」で日本SF大賞受賞とのこと。まことにおめでとうございます。
これを記念して、ファンサイト運営者ケダさんが「傀儡后」プレゼント企画をはじめておられます。まだお持ちでない方は、この機会にご一読を。
って、私もSFマガジンの連載でしか読んでないのですが。本を持ってないのでプレゼントに応募しよかな、とも思いましたが、やはりこれを機に買おうかと。
琵琶湖南端のフェリー乗り場か、もしくは茨城県北茨城市か。それは大津港。
中国最長を誇る揚州の大河。それは揚子江。
うーんなんか遠いな、もういっちょ。一桁の掛け算をしなくちゃ。そういう時には九九使う。(逃亡)
2002年12月9日
まだ入手できない……しくしくしくしくしくしく………………
それはそうと、日本列島に寒波が来襲し、今日は東京も結構な降雪でした。一気に寒くなりましたね。
太郎を睡らせ太郎の屋根に時ふりつむ。次郎を瞑らせ次郎の屋根に時ふりつむ。コールドスリープかウラシマ効果か。
2002年12月8日
祝「酒の夜語り」発売。
でもまだ私は入手してないんですが。たぶん都内でも一部の大手書店にしか置いてないんじゃないかなあ。
そういうわけでデータページもいまだ暫定版です。収録作品情報は深川拓氏(公式サイト)からいただきました。大変ありがとう。m(__)m
今回は吉川良太郎氏の他に藤木稟氏が初登場してますね。そして酒と言うと飯野文彦と中島らもか〜!
さ、明日はまた本屋回って探してみないとな……
2002年12月6日
「酒の夜語り」暫定データページをちょっと更新。楽天ブックスとAmazon.co.jpのページができました。
執筆陣/作品名リストはまだだな〜。
2002年12月4日
執筆陣リストに小松左京先生(さすがになんとなく)の公式サイト株式会社イオ(小松左京事務所)を追加。
もう一つ公式サイトとして「小松左京研究会」がありますが、ここへは株式会社イオのページから行けます。(雀部陽一郎さん、情報ありがとうございます)
2002年12月3日
目につかないところをちょこちょこ手直し。
執筆陣リストに久美沙織氏の黙認ファンサイト久美沙織オンラインファンクラブを追加。
新着情報や製作裏話など充実しています。公認にしてもいいと言われているそうですが、サイトのことで作者ご本人に迷惑を掛けないように、ということで敢えて非公式ファンサイトだそうです。
2002年12月2日
12月の声を聞くと、今年達成し損ねた目標とか、年内に片付けなきゃならんこととかが怒濤のように襲ってくるものでございます。あんまり考えると思わずのたうちまわっちゃうから、とりあえずこっちにおいといて。(え?;)
「酒の夜語り」暫定データページをちょっとだけ更新。JBOOKとe-Shopping! Booksには既にページができています。そろそろ発売カウントダウンか。
酒席がテーマの今回ではありますが、これから年末年始の宴会シーズン、皆様飲み過ぎないようにお気をつけ下さいまし。
未成年は外で飲むんじゃないよ。お上にバレたら店だって営業停止処分喰らうんだし。
余計な思いつき
どこまで続くハリー・ポッターネタ。
ハリー・ポッターと演者の意志。 あー、ダンブルドア校長役の後任選びとか、今の子役は三作目までとか言ってるしねー。
ハリー・ポッターとベンジャミン氏。 で、「ベンジャミン氏」って誰。
ハリー・ポッターと煎茶の意地。 抹茶なんかにゃ負けねえぞ! ――とは、一体何を張り合っているのだろう。
…………すいません、しばらく修行します。
2002年11月27日
余計な日常
塩野七生著「イタリアからの手紙」を読んでいるのだが、ちょっと前に読了したばかりの「アイオーン」にも出てきたローマの「S.P.Q.R」についての下りがあった。
ローマっ子はこれを"Sono Porci Questi Romani"と読む、のだそうな……;
「アイオーン」収録「S.P.Q.R」のラストもこっちの方が合ってたりして、などと考える。そーか、豚か……。 豚に失礼じゃないか、という議論はとりあえず置いておく
ま、「イタリアからの手紙」が書かれたのはかれこれ三十年くらい前だから、そういう言い回しが今のローマにも固定して残ってるかどうかは不明だけどね。
2002年11月25日
ちょっと早いが、10月の更新履歴を切り出し。
山下定氏の公式サイトへのリンクが切れていることに気が付いたのだけど、移転か閉鎖か一時的な不具合なのかも不明。
どなたか、ご存じでしたらご一報いただけますと幸いです。
余計な思いつき
世の中では映画ハリー・ポッターと秘密の部屋が封切られたようで。
それをつらつら考えているうちに余計なことを思いつく。
ハリー・ポッターと不見日の部屋――地下の穴蔵だな。狭そうだが……
ハリー・ポッターと君津のベア――京浜工業地帯における団体交渉か。
ハリー・ポッターと秘密の閨――一文字変えただけでとたんにヨコシマになるのは何故。
ハリー・ポッターと吉備津の釜――わあなんか凄い厭。ジャポニズム・ファンタジー・ホラーかいな。
別れた女に追いかけられている、といって魔法学校のハリー達の元に助けを求めてきた男のことを、みんなで魔法の力で守ってやろうとするも……あうあう。とても児童書としては売り出せませんわいなー;
続編については「ハリー・ポッターと赤ズボンの喪中」とか「ハリー・ポッターと各々ウォシュレット」なんてのを思いついたのだが、今ひとつぱっとしない。映画の公開までになんぞもっとましなのをひねりだせるだろうか……
2002年11月16,17日
京都SFフェスティバル2002に参加。
毒電波らしいハウリングの攻撃を受けたり、やおい道について興味深い話を伺ったり(しかし理解はし難い)、皆様に山崎ぶたぶた氏(旧バージョンMサイズ)を紹介したり、美味しいワインとおつまみをいただいたり、延髄から発する駄洒落をだだ漏りにして「京都は寒い」と言われたり、「かずめさんはいつもかずめさんなのね」と言われたり、吉川良太郎氏にサインをいただいたり、金閣寺の紅葉を見てお茶したりする。
心覚えも兼ねて、いずれレポートを書くかも知れない……ほんとかな。
2002年11月13日
横溝正史生誕百年祭ページの新刊情報を一部訂正・追加。
いやー、未収録短編とか埋もれてる作品が多そうだな、横溝も……
(酒)データページにISBNコード情報を追加。ついでにAmazonと光文社のページへのリンクも用意。(どっちもまだ当該ページはありませんが)
2002年11月12日
余計な日常
深夜、カルビーのかっぱえびせんのコマーシャルを見て、思わず高笑い。こ、これは、アランジアロンゾのカッパくんではないか! こんなところでメジャーデビューしていようとは!
でも、だからといってカッパくんのイメージに何も変わりはないような。
うーん、そうかー、カッパくんのお仕事はカルビーの菓子工場勤務だったのかー……そしてカパちゃんに、度々お菓子をお土産に持って帰るに違いない。カッパくんのレトロで和室にも、かっぱえびせんはよく似合う……
ところで、カッパくんの友達・ウオくんの仕事はなんだろう。板前、とかだったらやだな、なんとなく。
2002年11月11日
余計な上にまことにくだらない物思い
「アカシジア」(akathisia)という言葉を知った。筋硬直による筋疼痛などから、内面的な動揺を感じたり、静かに坐ったり横になったりできない、酷い場合には眠ることができないという症状のことで、パーキンソン症候群に伴う恒常的運動亢進状態、だそうだ。
しかしこの言葉の訳として、「静座不能」とともに「座位不能」という言葉が挙げられているのを見たとき、思わずヨコシマな発想が浮かんだ私。ちょっと問題があるかしら。何を連想したか分からない方は……まあいないと思うけどこっそり問い合わせてくれてもいいです。くれぐれも迂闊に周りのご家族やお友達に訊かないように。
いや、実際その症状に苦しんでおられる方にとっては笑いごとじゃないのだろうが。(ちなみに訳語としては静座不能の方が一般的であるらしい。他に起座不能、着座不能という訳もある)
こんな事を書くと汚らわしい大人と唾棄されるかもしれん。私にだって清らかで純朴だった頃があった筈なのだが。
だけど、もしもなんにも知らなかった頃に戻してあげる、と言われたとしても、戻りたくなんざないのだが。
2002年11月10日
横溝正史生誕百年祭ページの新刊情報を一部訂正。
2002年11月8日
執筆陣リストに「酒の夜語り」に初登場の吉川良太郎氏の項を追加し、公式サイト吉川良太郎・全調書へリンク。吉川氏のサイトはかっ飛んだ日記もお薦めです。10月18日の『海と毒薬』には「『ミロクの心理攻撃』ってこーゆーのかしら」と思った私。
横溝正史生誕百年祭ページに新刊情報を追加。
2002年11月7日
余計な物思い
EUが各種商品名に生産地を使う際のルールの厳密化を提案というニュースを見て考えた。
ここでは例として「インドカレー」や「ブルガリアヨーグルト」「パルマハム」「パルメザンチーズ」が挙げられているが、他にも何気なく使っていて「えっ、駄目なの?」となるものはたくさんありそうだ。
一般名詞のように使われるのに特定の国名、地名が付いているのは全て怪しい。「フランクフルトソーセージ」とか「ベルギーワッフル」、「フレンチドレッシング」「スパニッシュオムレツ」などなど。しかしそれを言いだしたら、料理のフレンチ、イタリアン、中華などはみんな駄目という気がするが。「ベトナムコーヒーゼリー」とか「アメリカンコーヒー」「タイすき」なんてのも引っかかるのか。「トルコライス」に至ってはどうしろというのだ。
「商品」なのだから食べ物に限らない。経営者も従業員も日本人の「韓国式エステ」とか日本製「ダッチオーブン」とか。日本生まれの「スコティッシュフォールド」「シンガプーラ」「ノルウェイジャンフォレストキャット」や「シェットランドシープドッグ」は? 原産地でなく品種名として固定されてればいいのか? じゃあ「東京キューバンボーイズ」なんてどうなるのだ。(懐かしい?)
他にも何かあったような、と考えているうちに、おおそうだと思い出した。「南極一号」――――――――何か病んでいるかしら。 ま、Dutch wifeって呼称もオランダ人には不本意なんでしょうねえ……
2002年11月6日
トップページに次巻「酒の夜語り」の発売予定告知をアップ。ヘッダ(酒)として暫定データページも用意し、そっちこっちから聞こえてきた情報をアップしてみました。ただし、このページの情報は正確には未確認な物もありますので、発売までに変更されることもあり得ます。悪しからずご了承下さい。
さー、初登場の方のとこにリンク許可願いを出さないと〜。実はこれを待ってましたの〜、これで自分のサイトからリンクができるわ〜。
それから、先頃笹山量子氏から、当サイトご覧になったとのことでメールをいただきました。あの「宇宙生物ゾーン」のランキングは驚いたそうです。(や、「占い天使」私は大変好きなんですけどね)
現在はしばらく小説の執筆のできない状況だそうですが、「元気でやっている、井上氏の活躍を願っている」との御伝言を頂きました。また腰を据えて新作を発表していただきたいものです。
余計な思いつき
昨日の余波か、「恐山黄泉路踏み分け噺家の声聞くときぞ秋は哀しき」なんてのを思いつく。
いやなに、夏に買った「桂 枝雀 落語大全」の続きを見ないとな、などと思い出したもので。
2002年11月5日
余計な近況
「お茶の間に頭染め分け鳴く猫の声聞くときぞ秋はたのしき」などというのを思いつき(ちなみにうちにお茶の間というほどのものはない。頭が斑に染め分けの毛並みのお嬢猫はいるが、これは秋とは関係なく生まれつき)ふと思い出して「猫とみれんと」(寒川猫持著)なぞ取り出してみた。大変好きな一冊である。
が、この本の冒頭に一文を寄せているのが山本夏彦であるのに気付いて、ちょっとしんみりしてしまった。確か先月亡くなられたばかりなのだ。
「猫とみれんと」に詠まれる寒川氏の愛猫・にゃん吉君も既に亡いと聞く。(今はにゃん吉君と同じくキジトラのメイちゃんと暮らしておられるそうだが)生きてるものは死んで行くのに、記した文章や詩歌やらは残っていて、情を伝えるというのは不思議な気がするね――などと、百人一首の元歌を思いつつ考えたことである。
#でもこの歌にはもっと秀逸な「着物踏み分け泣く孫の声聞くときぞ婆は悲しき」というパロディがあるのだけどね。出典はちょっとはっきりしなくて申し訳ない。随分前の週刊朝日あたりの正月特集かなんかだったと思うのだが。
2002年11月2日
執筆陣リストの笹山量子氏の項に公式サイト(掲示板)へのリンクを追加。
掲示板での作品公開の他、サイト「10月の国」も再開準備中とのこと。本格的に再開されたら改めてそちらへリンクの予定です。
2002年11月1日
9月の更新履歴を切り出し。
2002年10月31日
余計な近況
早川書房のJコレクション刊行記念フォーラム「新世紀SFの想像力」に行って来たのだった。
なかなか有意義であった。イベント本来の主旨とは違うところで楽しんできたような気もするが。
心覚えも兼ねて、いずれレポートを書くかも知れない……ほんとかな。
2002年10月29日
横溝正史生誕百年祭ページをちょっとだけ更新。遅ればせながら、テレビでの関連番組情報を追加。
いや、この番組はちゃんと見たんですけどね……ちょっと。
2002年10月27日
余計な日常
買い物をした店でスピードくじをひいたら米5キロが当たった!! やたっー!!
ただ問題は。その買い物がキャットフード3キロ袋と猫トイレ砂8リットル袋で、しかもその店には徒歩で行ったということだ。
店で一瞬呆然としたけれども、「猫を運ぶことを思えば」と考えて、えいやと下げてきてしまった。
いや、運べましたよ。運べたけど、帰宅後ずっと肩から頭に痛みが走って、翌朝まで何にもできなかったのだった。
ああ……いつまでも若くないなー;
2002年10月26日
余計な物思い
23日に書いた「葉加瀬太郎≒パパイヤ鈴木」について一部から賛同のメールをいただいたので、この二人の類似と相違についてもうちょっと考えた。
同じように
・カーリーヘアで
・ぽっちゃりした丸顔で
・目がぱっちりしていて
・口ひげ、顎髭がある
としても、
・バイオリンを持っていたら葉加瀬太郎で、手ぶらで踊っていたらパパイヤ鈴木
・一緒に数人の中年男性達が踊っていたらパパイヤ鈴木とおやじダンサーズ
・ヘドバンして髪が揺れていたら葉加瀬太郎。丸く固まったままだったらパパイヤ鈴木。
とりあえず、パパイヤ鈴木がきまぐれにバイオリンを手にしたら、とか、葉加瀬太郎が髪をハードに固めたら、といった状況は考えないことにする。これを読んだ方が、テレビでパパイヤ鈴木を見ると頭の中に「エトピリカ」や「To Love You More」が鳴るようになったり、葉加瀬太郎を見た途端、少し前に流れていた男性用毛染めのCMソングの「パパを染めちゃえ〜」というフレーズに取りつかれたりしても、私は一切責任を負わない。(私は既に後者の症状が出つつあるが)
ついでに言えば、ウェービィな長髪の中年男性がバイオリンを手にして、アップテンポの曲を巧みに情熱的に奏でていたとしても、見た感じが「ぽっちゃり」では済まない迫力のある押し出しで、目つきが異様に妖艶だったとしたら、それは葉加瀬太郎ではなくてロビー・ラカトシュおじさんだ。(日本国内のオフィシャル・サイトがあったのね……知らなかったわ)
まあこれは、間違えることはまずないだろうけど……
2002年10月24日
余計な思いつき。
タグ・ホイヤーとたほいやくらい違う。
おや、あなた「たほいや」をご存じない? はあ、今時の若いもんは知らんかのう。(って、昨今はすっかりこのゲームの名前になってるのね)
被害者は最後の力を振り絞り、ウェットスーツを着込んで水中に身を投じていた。ダイビング・メッセージ
孤独な未亡人・デイジーは、老境に至ってから水の世界の魅力に取りつかれた。ダイビング・ミス・デイジー……
2002年10月23日
余計な日常
初めて葉加瀬太郎コンサートに行ったのだった。
今年の新譜収録曲を中心に、「冷静と情熱のあいだ」や、アンコールで「情熱大陸」など演奏した。うむうむ、フィドラーは踊らなきゃいけませんや。
間のトークで、バンドのチェリスト柏木広樹氏(元「G-CLEF」)が映画「冷静と情熱のあいだ」に出演したことに触れ、「僕はまだ映画に出たことがないけど」と話した。
これを聞いて私は、おかしいな、確か何か映画の予告編で葉加瀬氏を見かけたような気がするのだが、と思い、よく考えたらそれはパパイヤ鈴木だった。
こんな勘違いをするのは、私だけだろうか…………
2002年10月22日
あっという間に当事者のチェックが入り、DASACON6レポートを一部修正。
悪いことはできないもんでござんす。
2002年10月21日
そんなこんなを書いたDASACON6レポートをアップ。
2002年10月19日
余計な近況
DASACON6参加。濃密なSFの空気に気押されながらも(SF度薄いもんで……;)、ゲスト企画でくだらない質問をしたり、ミーコ姫やミーニャちゃんと遊んだり、色々馬鹿話をしたり等する。
会場でお会いした皆様、お世話になりました。
そのなかで、過去に@niftyの方に書いた感想も早くアップを、という声をいただく。すいませんすいません、ちょっとずつすすめさせていただきます。m(__;)m
2002年10月17日
「チャイルド」と「月の物語」のデータページをアップ。
2002年10月16日
余計な近況
大矢博子さんの「なまもの!」の日記を見たら、各地に存在する「ニュートリノ」という名の店や会社の話題を受けて、富山名物にも何か田中耕一氏の発明にちなんだキーワードがあれば、という声が出ていた。
「「生体高分子まんじゅう」「イオンせんべい」じゃだめでしょう」とは言われるが、饅頭を構成するのはそもそも生体高分子。煎餅だって塩さえ使ってあれば、口の中で電離するのは明らかだ。――でも普通、「生体高分子まんじゅう」とか「イオンせんべい」とはつけないよな;
が、つらつら考えているうちに、「MALDI饅頭」とかは出るかも知れない、と考え直す。きっと、島津製作所近辺の京和菓子の店から。勿論中にはグリセリンと金属微粒子が入っているのだ。
……………………
なんとなく、ちょっと厭。科学に犠牲は付き物です、って、こういうこと?
とはいえ。グリセリンって普通に使われてる食品添加物だし(着色料の溶媒とか。ちょっと甘いそうだ)金箔入り菓子なんてのの存在を考えると、金属微粒子くらい何ほどの物ではない。鉄分その他の欠乏を補うかもしれん。
もしやこれは、新手の機能性食品? ノーベル賞記念に売り出しませんかね。(でも普通グリセリン入りってのはあんまり売りにならないよなあ)
「キネマ・キネマ」蛇足感想ページに「アナーキー・イン・ザ・UK」について寄せられた情報を追加。
2002年10月13日
余計な近況
息が上がるほど猫写真を見る。こんなんでこれほど興奮する私って何者。
2002年10月12日
昨日書いた「余計な近況」一か所訂正。
わー一桁間違ってるし! 元が一億三千万なのに、四分の一でどうして三億になるのや;
しかしそうすると、余計に「はした金」の度合いは強まるなあ……これじゃ田中氏の質量分析装置一台だって買えないのだ;
ところでノーベル賞はいまだにノーベルの遺産の利子だけで賄ってるのだろうか。これだけ権威があれば賞金無しでもいいような気もするけど。もしかして、今後受賞のせいで生活や仕事に支障が出ることへの見舞金という意味だったりして。
2002年10月11日
余計な近況
田中耕一氏のノーベル化学賞受賞について読みながらつらつら考える。
きっとこういうふうに、企業で地道な研究をしながら、特にその業績を評価されることもなく一生を終える技術者はたくさんいるのだ。もしかするとその学会では「あれはなかなか凄い」と評価を受けているかもしれないが、家族や職場の直接関係ない部署にいる人々は平凡な一個人と見ているだろう。
田中氏自身も、こういう形で評価されるとは夢にも思わなかったようだし。だいたい手がけてから二十年近く経ってるそうだ。
「マトリックス支援レーザー脱離イオン化法の技術」の特許に対して会社が開発者に支払った報酬は一万円。(関連情報)一般の人から見たらそんな筈は、と思うかも知れないが、日本の企業が職務発明について社員に払う金額としては相場だろう。特許を出した段階では、それがどのくらい偉大な発明か、どのくらい売れる製品に繋がるか、全く分からないのだからほとんど博打だ。もっとも、それで装置が売れたりしたら、その功績に応じてボーナスが入る、ということはままあるようだが。(私の以前いた職場でもありましたな。当時工場の利益の大半を占めていた装置の開発責任者は、ばりばり特許も出してる「売れっ子設計者」だったらしい)
ただなあ。何らかの形でこういう地味な研究開発の仕事が早めに評価されないことには、地味な製造業に就きたがる人も、研究に振り分けられる予算も減ってくばかりだろう。技術者個人の「儲からなくてもこの研究が好きだぁ!」というマニアな気持ちにおんぶしてばかりで、「プロジェクトX」で多少イメージを底上げするだけじゃ、世の中そう簡単には変わらない。
もしも田中氏が、もっと自分個人の業績を評価して欲しいと思うタイプだったら、三十代前半までに大学戻って学位取って、学者として立とう、などとも考えただろう。だとしたらその後の会社での仕事はなかったのだ。(まあこんな才能ある人は学者としても大きな業績をあげたかも知れないが)
企業の中でも自分の研究が続けられ、また本人も管理職になるより研究現場に残ることを選んだのは、きっと企業にとっても幸いなことだったろう。
この先の田中氏と島津製作所のことも気に掛かる。とりあえず学位は与えられるんだろうか。そのくらいの論文はもう書いてるんだろうと思うけど。また、今現在担当してる研究はどういう形で続けるのか。ノーベル賞研究者を抱え続けることに企業としてのメリットはあるのか。業績の評価と経済効果は必ずしも一致しないのが不安だけれども、うまく着地して欲しいものだ。賞金の三千二百五十万円(概算)なんて個人には大金だけど、研究予算としたらはした金だもんね……
それにつけても件の田中氏の特許、外国出願してなかったとは大間抜けな。なんて勿体ない、と思うが、当時は一般的じゃなかったのだろうか。まあインターネットもなかった頃だし、もししてたとしても、そろそろ期限切れの頃合いなんだけどね。
2002年10月10日
余計な近況
e-novelsの連載読み物「e-novelsへの道」で我孫子武丸氏は、最近囲碁にはまった、と書いておられた。
で、そのことはすっかり忘れていたのだが、昨日「小説すばる」のコラム「Oh! マイアイドル」で倉阪鬼一郎氏がミーコ姫について書いておられるのを読んで、突然気が付いた。
そういえば、我孫子氏も愛猫ぽてさんと同居しておられる。やはり猫の存在が囲碁を呼ぶのだ。ほれ、昔からよく言いまんがな、猫に碁盤。
猫についての風評は他にもある。勝手気ままな彼等を躾けるのは簡単なことではない。まずヒトの側が根気よく手本を示さなければならないが、大抵は根負けして続かないことが多い。猫に模範。
もしも飼い猫が姿を消したら「遺失物」として届けておくことはできるけど、だからといって探して貰えるわけじゃない。もしもどこぞのヒトが見つけ「迷ってました」と届け出てくれたら連絡が貰えるだけで、猫が自分から出頭するわけでもない。猫に交番。
関西では特に家庭の主婦を魅了すると聞く。猫にお母ん。
また、稀に「考える人」や「カレーの市民」あたりのダイナミックな彫刻作品に触れる機会を与えると、それに感化されてか元々なのか、内省的な面もちで昼寝をはじめたりなぞする。猫にロダン。
気を付けなくてはいけないのは、猫にただの白米を与えてはいけないということ。彼等は見かけによらず大食らいで、ヒトの大人にして3、4人前以上はぺろっといってしまう。猫二合半――ああなんかぱっとしないわ。
2002年10月9日
余計な近況
「黄泉がえり」映画化という話を聞いて、あーなんか話題作だったよねー、手にしてもいないけど、どんなんだっけー、と……と調べてみてようやく、うわあ梶尾真治じゃん、と気付く。(原作【Amazon】【bk1】)これは快挙なのだろうか、映画の出来次第とは思うけど。
続いて「エマノン」あたりも映像化してくれんかな、連作短編だから連ドラとかにもできそう、などとも考えたが、熱心なファンが多いだけにどう作るかが難しかろう。しかし、どこぞで作品を愛して丁寧にドラマ化してくれる企画が立ち上がらないものか、と思う。
2002年10月8日
「キネマ・キネマ」感想ちょっとだけ手直し。(ええほんの三文字ほど)
私を含め周囲で感染報告があったわけではないのだけど、ちょっとウィルスBugbear(W32.Bugbear@mm)について情報を書いておきます。
これもKlez同様、感染したパソコン内のファイルからメールアドレスを探し、そのアドレスを[差出人]欄に表示した大量メール送信をする「なりすまし型」です。メールのタイトルは「$150 FREE Bonus!」や「Warning!」といったよくある英文メールのタイトルですが、感染したパソコンにある既存メールを読み、これの返信または転送メールとして感染メールを作成・送信もするそうです。
基本的に添付ファイルさえ開かなければ大丈夫のようですが、OutlookやOutlook Expressのプレビュー機能は危ないとのこと。Windows環境なら、95以降についてはバージョンによって器用に対応を変えて攻めてくるそうです。これはやっぱり、MacintoshかLinuxに乗り換えるのが一番確実ということか。(いやMacやLinux対応のウィルスだって、そのうちまた出る可能性があるわけだけど)
昨今は知ったアドレスから来たメールでも、迂闊に添付ファイルなど開けませんね。今後はファイルをメール添付で送らなきゃならない時には、別便のテキストのみメールで、「こういうタイトルで送るからね」とお知らせしてからでないと受け取ってもらえないかも。(ちょっとこぎれいに見せようくらいの理由でリッチテキスト使うなんざいい迷惑ですぜ;)
余計な日常、というか、気がついたこと。
カドカワムック「怪」Vol.13掲載の読切小説「川の童」の作者は石神茉莉氏であった。どうして今頃気がついたかと言うと、タイトルページは「石井茉莉」となっているんである。巻末の執筆者紹介はちゃんと「石神茉莉」「<異形コレクション>に掲載作多数」とあるのだが。
しかし、執筆者リストページせっかくネット書店検索のリンクを張っても、bk1の検索では「異形」の掲載の巻がかかるだけで「怪」までは出てこない。ムック掲載の個々の著者データまでさすがにフォローしきれないんだろうけども。でもこれがAmazonだと更にひどくて、「幽霊船」一冊しか出ないんである。どうしたものか。
とはいえ、そこまでは当サイトの分ではないという気も。そのうちどこかに独立したファンサイトもしくは公式サイトができて、著作全データを網羅してくれるんじゃないかと期待しているんですが。
2002年10月7日
「キネマ・キネマ」感想アップ。
余計な近況、というか小ネタ
ネット上某所によると、10月7日は「ミステリの日」だそうです。
「このオチがいいねと君が言ったから」ではなくて(もういいですかそうですか)ポーの命日なんだそうです。
何故ポーの命日で「ミステリの日」。やはりポーはミステリの元祖だからか、とは思うけれども、何故誕生日じゃなくて命日。ミステリという仔は父の屍の上にあるという寓意かしら。だとするとどっちかというとホラー的。
ところで、個人的に何かこの日付は見覚えあるなあ、と思っていたら、身内の誕生日でした。すいません、特に憶えようとしておりませんでした。m(__;)mプレゼントも用意しておりません。先日の旅行土産がプレゼントってことで。
ちなみに乱歩の命日は7月28日ね。
2002年10月4日
8月までの更新履歴を過去ログページに切り出し。
アクセス解析の形式変更。
2002年10月3日
横溝正史生誕百年祭企画ページをちょろっと更新。昨夜はテレビ東京で「迷路荘の惨劇」の放映があったのだ。…………見そびれたけど。
上川隆也の金田一耕助は好評らしい。再放送希望〜〜〜m(T T)m
「グランドホテル」と「時間怪談」のデータページを追加。
まだデータは完全じゃないのだった、ちょっと間が開くと忘れる……;
管理人の余計な日常
何気なしにテレビ欄をチェックし、気が付いて「世にも奇妙な物語」を見る。タイトルからもしや、と思ったのだが、そのうちの「声を聞かせて」はやはりエニックスエンターテイメントホラー大賞短編小説部門優秀賞作品のドラマ化だった。
脚本の独自の膨らましもあったが、うまく生きている感じ。終盤の恐怖と焦燥の盛り上がりは見事で、なるほど、映像化でより迫力が出てるね――と愉しんだ。特に、ラストの映像に込められたシビアさなどはなんとも。
が、難点が一つ。
実写でやると、驚くほど印象的な「チョーキレイな声」という設定なのに、「それほどのもんか?;」としか思えないんである。
これはー、やっぱり名の通った第一線の声優さんでも連れてこないとー、と思っていたら、キャスト・スタッフロールで出てきた声の出演「林原めぐみ」……あ、さいでしたか;
そうまでしてもこうとなると……現実の日常では、いかに「声」を意識してないか、ってことかな……;;
2002年10月2日
@niftyのメールデコードサービスを使って、アンケート付きご意見/ご感想送信フォームをつけてみる。
手間の割に効果が薄いような気がしないでもないが……
(でも、送信してくれた方へのお楽しみも用意したのさっ。………………しかし、あれが嬉しいのは一部特定の人種だけかしら…………きいっ)
2002年10月1日
10月からhoopsがinfoseekに合併、とのことで、芦辺拓氏の公式サイトのリンクを変更。しばらくは従来通りでも自動的に転送されるようですが。
また、bk1が体系見直しで1500円から送料無料になったとのことをうけて、執筆陣リストにbk1著作検索を増やしてみました。(絶版/在庫切れも検索できる記述があることが分かったというのも大きい)
まだ全著者について著書検索を付けた訳じゃありませんが、過去の著作も分かるというのは便利だと思います。お試しあれ。(こうして執筆陣リストページは重くなっていくのだが……;)
ただ、特定の本のページへの直リンクに関してはAmazonのが格段に記述が楽なんですけどね。ISBNコードそのままを追加するだけだから。